WEB版『かたち』 since1979

黒沼大泰[グラフィック]

[人は日々]

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西洋・東洋の金箔技法と、アクリル絵の具による写実表現をミックスさせて、伝統的且つ現代的な画像を創り出しています。
ここに紹介する作品は、美術大学の卒業制作作品です。
1.2×1.2mのスケールで、5か月かけて制作されました。

 

Premodernism

金箔とアクリル絵の具 120㎝×120㎝

 

梅の木の具象的な表現はアクリル絵の具で描かれています。金箔部分の平面性と具象部分の奥行き感が独特の絵画空間を創り出しています。

 

同上

 

同じ作品ですが、撮影時のスポットライトの反射をそのまま取り込んでいます。

幻想味が加わって、別な作品のように見えるでしょう。

 

同上

多摩美術大学卒業制作展会場にて

 

卒業制作展で展示された際の写真です。窓からの外光を反射して、これはこれでまた別の作品のようです。

環境の変化によって絵が違って見えるのは、江戸時代あたりまでの日本の障壁画においては、ある意味では当たり前のことでした。

 

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