若杉未來 著
赤ちゃんから就学までの育ちを知って悩みを解決
2026年4月6日初版発行
A5版 4色刷 268頁
文/若杉美來
価格/1,760円 (消費税込)
[目次より]
Ⅰ 赤ちゃんの力
第1章 命の誕生――その歓びと不安
第2章 可愛いは天から授かった赤ちゃんの力
第3章 赤ちゃんと接する時は、いつも目を合わせましょう
第4章 心地よく眠れるためのひと工夫
第5章 笑顔の深いわけ――新生児微笑と社会的微笑
Ⅱ 生活の中での発見と学び
第6章 生まれてきたら、さっそく探求開始
第7章 感動! はじめての言葉
第8章 すごすぎる! 産まれて一年の成長
第9章 朝の光で幸せホルモンが身体に満ちあふれ
第10章 赤ちゃんだって、やってみたい
第11章 ワンオペ育児の乗り越え方
Ⅲ 社会の中での探求
第12章 誰かとのつながりも大切
第13章 初めての園生活
第14章 素敵な「ゆめものがたり」
第15章 子どもの行動にはちゃんとわけがある
第16章 思い通りにならないことも知らせましょう
第17章 生命のはかなさを知り、つながりを学ぼう
第18章 未来のために大切なこと
Ⅳ 生きる力を育む
第19章 「おいしい」からはじまる食べることの楽しさ
第20章 生活から広がる言葉の世界
第21章 一緒に本を読みましょう
第22章 知っていると思っていた、その先のこと
第23章 思いを伝え合うということ
第24章 人生そのものを豊かにしていくために
第25章 子育てはいつまで
第26章 育児は永遠じゃない
第27章 子どもたちの応援団
[コラム]
母乳でも人工乳でも免疫力が大切/「愛おしい」…ただ、それだけでいい/悪魔の大王の恐ろしい人体実験/スキンシップで愛情たっぷり/悩みはつきもの。焦らずに/「ハンドリーガードって?」手を見て、動かして、なめられる/喃語 言葉のはじまり/健診を上手に利用しましょう/脳内ではたらく3大神経伝達物質/ワンオペ育児とは?/ワンオペ育児を乗り切るための五箇条/子育ての現状と政策?今後はどうなる/問題解決型の学び――「STEAM 教育」/心理学者ローゼンタール氏が提唱した心理効果/三つの窓/自然体験からの学び/しゃべりはじめた時から、言葉の扉がようやく開いていく/言葉のもつ力〜言葉は人の心を動かせます/直接体験と間接体験――読書からの学びも大切/認知能力と非認知能力/地域の良さに目を向けるのも子育てのうち ………
[著者の言葉(「はじめに」より)]
私は、卒業後からずっと現在も保育者としてはたらいています。保育者としての立場、仕事をしながら子育てする母親としての立場、そして孫ができ、祖母という立場での育児経験も少しだけさせていただきました。そのことで同じような問題でも、保育者・母親・祖母という立場によって思いや考えが違って見えたり、受け取ったりすることがあると実感しています。更に、時代の流れとともに、社会の在り方や情報も多様化し、育児の方法や考え方もずいぶん変化してきたと痛感しています。
そして、明らかに変わってきていることは、社会の在り方を含めた、子どもを取り巻く環境です。いまや核家族が増える一方で、近所に知り合いの少なくなってきている生活環境では、子育て世代にとって気が休まる場所も時間も不足していきがちです。それらは夫婦の考え方に委ねられていますが、苦労を強いられることも多いだろうと推察されます。
だからこそ今、育児に悩んでいる方に《育楽》をおススメしたいのです。赤ちゃんから就学までの育ちには個人差もあるので、おおまかな育ちについて知り、そのことへの理解が少しずつでもできれば、必ず悩みは解決へと向かうと思います。私が名づける育楽とは「育児を楽しむ」「育児を楽らくに考える」という意味を持っています。誰かと比べるのではなく、一人一人違う発達の流れに寄り添い、気持ちの在り方や視点を変えるだけで、違って見えてくる子どもの世界があることに気づいてほしいのです。


